今後は海外誌が日本語で読める?気になる新着書籍をレビュー
昨日はワンダーフェスティバルだったし、今日は模型を紹介しようそうしようと思ってましたが、活きのいい書籍が到着しましたのでそちらを紹介したいと思います。それは、
『デイオラマグ Vol.3 日本語版』です。
スペインにあるプラ出版の書籍『ディオラマグ』を日本語に翻訳し直した一冊なんです。海外の本って作品はすごいんですけど、読めないからねぇ、日本語版は本当に嬉しいです。それと、プラ出版と言われてもピンとこないかもしれませんが、「エイブラムス スクワッド」を出版しているところで、その別冊といえば、ちょっとマニアなAFVモデルファンならご存知の方も多いかな? デイオラマグ シリーズは1、2ときて3巻目なのですが、突如3巻目だけが日本語版として国内販売されることになりました。とにもかくにも内容を紹介しましょう。表紙は戦車ですが、タイトルからもお分かりの通り、ディオラマ(大日本絵画的にはダイオラマ? モデルアート的にはジオラマでしたっけ?つまり情景模型です)に特化した内容で、陸だけでなく艦船や飛行機、廃墟やヴィネットまで幅広く掲載されています。掲載されている作品はどれも情景模型となっています。では中身はどんな感じかというと…
いかがでしょうか? なかなかのクオリティなんですよ。
正直にいうと、この本が定価3500円だ4200円だと言われるとあまりオススメできないんですが、2300円(本体価格)と洋書の翻訳本としてはかな〜り抑えめ。そこもこの本のオススメポイントですね。それと、なんでもあまり数を刷ってないそうなので、興味がある方は早めがいいかもしれません(普通は価格抑えるのにいっぱい刷るものなんですけどね、謎だ)。某模型雑誌編集長時代にプラ出版の「日本語版」をってペレさん(社長)と話したことがあったけど実現しなかったんですよね。あれから数年、「ペレさんついに夢を叶えたんだなぁ〜」なんて、ペレさんの人柄が良かっただけにちょっとほっこり。ちなみに「第3号から日本語版も〜」とありますので、今後もシリーズが続く限り、日本語版も出るのかしら? そうだと嬉しいな。模型誌は何冊あってもいいからね。どれを読むかはファンが選べばいいんだから選択肢は多い方がいいと思います。定期的に出版されるならこの『デイオラマグ日本語版』もその選択肢に入れて欲しい一冊なのです
ではまた明日〜!
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