今さらですが精密過ぎる!? フライホークの艦船模型は別次元!
今更ですが、もしもご存知ない方がいたら、すごくもったいないのであらためてお伝えしておきたいことがあります。…それは
「フライホークの艦船キットはめちゃくちゃ凄い仕上がりだ」ということ。
以前書きましたが、たま〜に、ジャンルを超えて「ドキッ」とさせられる模型は出てくるもので、まさにフライホークの艦船キットも間違えなくそうしたもののひとつ。何と比べて別次元かといえば、他のメーカーが製品化している艦船キット全般と比べてということかな。聞きかじったようなことを言うと、プラモデルは金属の塊「金型」を作り、そこにプラスチックを流して成型するのですが、あまりパーツが細かいと型から外すときに機械任せってわけにはいかず、一枚ずつ手で剥いだりすることになる。数多く作るものはそれじゃあ困るってんで、機械で押し出しても破損しない落とし所を探して金型を作るんです。また、あまり緻密にしすぎると、金型が破損し易くなるなんてことも聞いたことがあるような? メーカーにいた経験も、金型開発に携わったこともないので、あくまでも「聞きかじり」ですけどね。そんなことが頭の片隅にあったので、一番最初に発売された1/700の「イギリス海軍軽巡 ナイアド」を見た時はそんなワタクシが思っていた金型の常識は一切無視! その精密感の塊みたいな内容に衝撃を受けました。それが数年前ですから、現在はさらに精密感にも磨きがかかり、どんどん凄みを増してきている感もあります。
ということで、すでに知っている方は、「そうそう凄いんだよ〜」と。ご存知なかった方には、今回その超絶さを「HMS プリンス・オブ・ウェールズ 1941」を例にお伝えしていきたいと思います。
どうですかフライホーク? パーツ数も多く、また細い部分があったりと、とても繊細なので「気軽に作ろうよ〜」と言うキットからは真逆に位置するかのような内容ですが、パーツを指定された場所に正しく組みつけていけば、最高の再現度が約束されている製品だと言うことは感じていただけたかなと。
問題は他のメーカーの艦船模型と解像度が違うので並べられないってことかな? HGUCのコレクションの中にひとつだけRGが紛れてる感じ?それと、製品化していものに偏りがあること。偏りとは、わかりやすく言うと「ほとんどイギリス海軍」なんです。ドイツの「ビスマルク」とかありますけどね。「金剛」「金剛型」も新造時なんだから英国艦だし。ワタクシは英国艦しか興味ないからゆえの「推し」なのかもしれませんが、模型的にもここまで精密感に特化したキットは他にないってくらいだと思いますので、ぜひチェックしてくださいね。
ではまた明日〜!