ただのフィギュアじゃない⁉︎アートとプラモデルを融合させたプラモカルチャー
イラストレーター「山下しゅんや」さんの存在は、フィギュアを中心に今やホビー業界で欠くことのできないほど、大きな影響力があります。その数多くの製品の中でも、異彩を放っているのが、マックスファクトリーさんから発売されている「PLAMAX minimum factory」シリーズです。自身が大のプラモデル好きということもあり、プラモデル+山下しゅんやさんとの親和性は物凄く高いのですが、それを具現化した事に山下しゅんやファンとしては多大な評価をしたいです。
何よりも今回紹介する「ネーネ」はシリーズ1号というだけでなく、マックスファクトリー初のプラモデルシリーズでもあり、その大事な最初の一手にギャンブルとも言えるタイトルを持ってくるその心意気が素晴らしいです(結果的に大成功と言えるでしょう)。
PLAMAXシリーズはその後のダグラムシリーズや巨大なバルキリーなど振り幅の大きいシリーズ展開を見せながら現在も続いているマックスファクトリーさんの看板シリーズです。その最初の大いなる一歩はこの「PLAMAX minimum factory ネーネ」にあると言えるでしょう。そのまま説明書通りに仕上げるもの良いですが、1/20のストラクチャーと組み合わせてダイオラマなどの素材として使うのも面白いのでは? と思います。リアルな兵士のフィギュアを使用したミリタリーダイオラマだと、考証などそれなりのリアリティを意識してしまうのですが、コレが素材ならテーマは自由です。現代風でも近未来的でも、はたまたミリタリー風なものでも、そのシチュエーションは自由です。そういった作る楽しみの想像力を掻き立てる最高のなのです。ではまた!
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