「祭日ちょっと模型をいじりたい」そんな貴方には「1/72赤箱」がピッタリ!

なんか時間ができちゃったりすることありますよね。モデラーなら「じゃぁ、模型作ろう」となるわけですが、あまり気合い入れると作りかけで終了してしまう。で、どうすっかなぁ〜なんて悩んでいるうちに休日終了なんてことも。そんな時はエアフィックスの1/72スケール飛行機がおすすめなのです。箱のデザインから「赤箱」なんて呼ばれ方もするエアフィックスのプラモデル。中でも単発エンジンレシプロ機のキットはユーザーフレンドリーといいますか、変なこだわりさえ持たなければチャチャッと完成しやすい。また出来もいいものが多いんです(たまに古いキットも箱替えで混ざっているんですけどね)。なので完成時の満足度も高い(ここ大事)。組み立てだけなら1日あれば接着剤の乾燥時間考えても充分、うまくいけば筆でペロペロ〜っと塗ることだってできちゃうんですよ! ということで、手軽に楽しめて完成すると満足感ある仕上がりを得ることができるエアフィックスの1/72赤箱。今日はスピットファイアMk,22のキットを例にそのポテンシャルをご覧ください

▲十数年前にリニューアルしてパッケージを一新したエアフィックス。イラスト部分以外が赤いので赤箱なんて呼ばれることもあります


▲パーツは多くもなく少なくもなく、本当にいい塩梅ですなぁ〜。このキットは一度製作していますが、合いも良好でしたよ!


▲筋彫りはクッキリ目です。なのでめちゃくちゃスミ入れしやすいんです


▲クリアーパーツも透明感が高い上質なもの


▲脚カバーは脚を出した状態と閉じた状態のどちらも再現できるように、それぞれの状態に合わせてパーツが用意されています(赤箱全部ではありません)


▲デカールの質は普通かな?ちょっと硬めかも。このキットは計器盤はデカールで再現するようですね


▲パイロットフィギュアも付属します。どういう訳だか、説明書のパイロットの顔が社員の誰かの顔写真がはめられてるなんて遊びもしたりするエアフィックス。ホントそのノリだけは謎…このキットは普通にイラストでした


▲塗装参考イラストはカラーですね。塗装指示にある番号はハンブロールエナメルに準拠しているようですね


▲箱の脇には簡単ながら作り方のアドバイスなんていうのもあったりします。が、英語なので何言ってるかわからない(笑)でも、親切心というか、「プラモ楽しんでね!」なんて気持ちがつたわってくるというか、なんか嬉しい


エアフィックスのキットは、また機会があれば他のキットも紹介していきたいと思います。なぜならワタクシが大好きだから。ではまた!




今回紹介したキットはこちら!

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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