女性フィギュア塗装に挑戦してみた「前編」

今回は前回の予告(いつ?ってぐらい時間が経ちましたけど)通り女性フィギュアの塗装に挑戦したいと思います。女性フィギュアならでは、といえばやっぱり顔でしょう。「人形は顔が命」ここがいちばんの頑張りどころです。というか、フィギュアの塗装自体かなりの期間やってないのでちゃんと指が動くか心配(早くも言い訳)…なんですが、少しでも皆さんの参考になるように頑張っていきたいと思います! まずは、あ、老眼鏡も忘れた(言い訳その2)とにかく行ってみましょう!

▲まずはサーフェイサーを塗ります。ここは特にいうことない(笑)あ、大事なことあった。サーフェイサーはホワイトを使ってます
▲塗装はハンブロールエナメルを使います。ハンブロールは発色が綺麗だしほんとに良い塗料。使用する際はちゃんと撹拌をやっておきましょうね
▲女性ということで、少し白っぽい肌色をベース色として作りました。No.61(肌色)にNo.34(つや消し白)を加えています
▲ベース色の肌色はエアブラシで塗装します。ハンブロールをエアブラシするときはうすめ液を少量加えて行います。ラッカー塗料のように塗料に量に対して倍とか入れると永遠にシャバシャバなので気をつけてくださいね!
▲肌色にNo.60(赤)とNo.160(こげ茶)を少々加えて影色を作りました
▲影色は顔の下側から吹きます。日が当たらない部分、つまり影になる部分に吹き付けるわけです。影色の後は反対側からベースの肌色を使い、今度は頭の上の方向からあごに向かってエアブラシしました。これだけでも充分に陰影がつけることができました
▲とはいえ、筆も使って陰影をつけて(はみ出しを整理して)いきます
▲クチビルに赤みをさしました。同時に目と髪の毛と肌の境界線も塗り分けておきます
▲こわっ!!
と、とりあえず目の塗装はまず白目を入れます
▲筆先でちょんちょんと黒目を入れます。黒目を入れるさいの目あすはクチビルの両端に真上に黒目を入れると不自然な感じになりにくいんですよ。で、塗った結果、けっこうびっくりお目々ですが、ワタクシの視力ではこれが限界…
▲いいの。はみ出したら肌色を塗り重ねて修正すればいいんだから。目の塗り分けはパーツのモールドが良好で塗りやすい印象でした
▲髪の毛何色にしよう? 金髪かなぁ〜と塗り始めるワタクシ。やっぱり違うかなぁ〜(好みの問題)
▲で、こんな感じになりました。黒髪は塗り分けが難しいけど、顔の肌色が際立つ色なので頑張ってみた。
まぁ、反省点はかなりあるけど初めてにしては上出来じゃない?というか、原型が良かったので塗りやすくって、かなり助けられたね

ということで顔の塗装をやってみたのですが、なんとこのブログは一週間ぶりのごぶさたでした。いや、ご無沙汰するつもりはあまりなかったのですが、ホビーリンク・ジャパンのブログ担当が盆休みだからアナタも盆休みね、ちゅうことで、たっぷり充電させていただきました。またバリバリ更新&スペシャルゲストをよんじゃおう企画なんてのも計画中ですので、皆さんまたよろしくお願いします!ではまた明日!



▲今日紹介したジルプラはコチラ!

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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