超最新ガンプラにバンダイの集大成を見た!?

今回はブログ初のガンプラでございます。しかも「ガンダムビルドダイバーズ」。ちなみにガンプラ系は好きですよ。でも「ビルド系」イマイチよくわからなかったので作ってこなかった(パピオンぐらい)。じゃぁ、なんで急に?といえば、今のガンプラのポテンシャルを感じてみたかったからと「MM30」シリーズのおかげでいろんな態勢ができたと言いましょうか、カッコいいと感じるものの視野が広がったからかもしれません。と言うわけで、超最新1/144ガンプラをパチパチ〜っと作っていきましょ〜



▲なんでも最近のガンプラは、「なんならニッパーとかいらないらしい」と聞きました。ながいこと模型を作っていますと、「ランナーからモキャっと捥いでも大丈夫」って言われてもですね、抵抗があります。が、やってみたら本当に取れる。模型作りの規則から外れたことをしてる罪悪感というか、ちょっと「規則?俺はそんなことに縛られねぇぜ?」模型アウトロー、ワイルド感がクセになりますな。しかもゲート跡も(白くはなるけど)ほとんどパーツに残りませんね。調子に乗って全部手もぎで行こうとしたら、一部「ちょっと無理かな?」なんてこともあったので、やっぱりニッパーはあった方がいいみたいだけど


▲関節などがある濃いグレーのランナーは粘り気というか、ちょっと柔らかい材質になっているようですね。
やすりがけでちょっと毛羽立つ。でもおかげではめ合わせは断然気持ちいい!


▲ガンダムできましたけど……、メッチャ弱そうですなぁ


▲まぁ、落ち着け。先ほどの機体はコアとなるガンダム。その名もコアガンダム。
ここからが本番です。このキットに付属する支援機がですね


▲パーツを外していき


▲コアガンダムも変形させて


▲コアガンダムにパーツをつけていくと


▲アースリィガンダムに変形するのでございます。無事(?)超カッコよくなりました。
というか箱絵がこれですからね。そりゃ、こうなるわけです


▲後ろから見るとコアガンダムの足の裏がふくらはぎに来てますね。おかげでメカメカしくって後ろ姿もカッコいい


▲外装パーツを剥がされたフレームは食べ終わった焼き魚状態。ちょっとかわいそう。
キットにはフレーム用に円形の台座とシャフトの飾り台も付属します


▲ビームサーベルのパーツもあります。ポリキャップはちょっと余るみたいね。大事にストックしておきましょう。
白い2つのパーツは拡張用のパーツみたいです。今回は使わないようですね


今回作りました「アースリィガンダム」。映像配信はもう始まっているそうですが、武装の拡張パックやら戦闘目的(?)の違いで機体色が変わったりするようで、コアガンダムがまさにコアとなり、いろいろ発展していくみたいです。それって「MM30」の時に感じたワクワクってことでしょ?最高じゃないの。それと外装を交換してはいいけど、増えてくパーツはザラザラと箱にしまっておくなんてことがフレームのおかげでないのもいいですね。もしかするとコアガンダムはキット買うごとに増えるかもしれないけど、外装はフレームにつけておけば飾っておいてもいい。考えてますねぇ、いい意味でプラモデルの都合がまかり通っている。プラモデルの都合がまかり通ると言うことではシールドのはめ合わせも、最初から穴とピンを作ってデザインすればいいわけで、今更だけどプラモデルをプラモデルにする感覚っておもしろい。それにランナーの設計や材質の選択のノウハウが詰まっていることもさることながら、拡張パックとか最近バンダイさんがやりたいことが詰まってる気がします(やっと気がついた)。と言うわけで「MM30と言う正しい玄関」から入って来たワタクシにはちょっとハマる予感しかしない「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」なのでした。ではまた〜




今回紹介したキットはこちら!

斎藤 仁孝

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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