けんたろう所長のプラスチックモデルラボラトリー「メッキ塗装を考える」
けんたろうでございます。みなさんメッキ調のパーツ、好きですよね? 鏡のように周囲のものを反射するぐらいのピカピカなメッキは私も大好きです。近年は塗料も充実しており、昔よりたくさんのメッキ調塗料が発売されています。
ぴんぽんぱんぽーん。おしらせです。
わたくしけんたろうの撮影技術では、メッキ調をよりよく撮影するのは難しく、肉眼より画質がいくばくか劣ってしまうことをお詫び申し上げます。
左からガイアノーツのプレミアムミラークローム。真ん中はボークスが輸入しているKカラー。そして右はGSIクレオスのメッキシルバーnextです。基本はこのメーカーについて説明します。
ちなみにあまりベタベタ触ると剥がれるので、この手の塗料は最後の方に塗るか、扱うときに触れないようにしましょう。とはいえ近年のメッキ調塗料は上からクリアー塗料を重ねてカラーメッキっぽくもできるぐらい後処理にも対応する丈夫さもあります。
一度マスターすればここぞという勝負で使って楽しいのがメッキ調塗料です。カーモデルのホイールやウイング、キャラクターの持つ武器、飛行機の翼……。それどころかうれしくてそのへんに転がってるパーツとかやっちゃうんですよね。それぐらいの魔性の魅力がメッキ調塗料にあります。ぜひ楽しんでみてください。それではまた来週!
けんたろう/模型総合誌、月刊ホビージャパンや月刊モデルグラフィックスで絶賛活躍中。模型の腕前も確かながら「作品を残す作家タイプ」というよりも「模型を作る楽しさを探求し、発信するタイプ」のプロモデラー。