けんたろう所長のプラスチックモデルラボラトリー「横田基地祭に行ってきた!」
けんたろうでございます。つい先週末である9月14日、東京都の福生にあります横田基地に行ってまいりました。横田基地日米友好祭はおおよそ8月から9月の週末に行われるお祭りで、普段は入れない基地のなかに入ることができ、中にはアメリカンな食べ物やお菓子、そしてエプロンに展示された米軍や自衛隊の航空機が並んでいます。今回はその横田基地祭の様子をお届けします!




その理由は、ウェザリングがすごい。実機を捕まえてウェザリングとは何事かという話ですが、見てください。名うてのモデラーがやったような表面の汚れ、汚れ、汚れ……。A-10に至っては珍しく全周眺めることができ、触れる距離で見ることができましたが、全体のリベットの雰囲気、そして外板のパネルラインとは言えないなんとも言えないディテールの数々、こんなのエアフィックスが1/24で出さなきゃ再現できないでしょ……。と打ちひしがれる完成度でした

それって本当ですか?
見たからそのまま、びっくりするぐらいガビガビに塗装が剥がれて、キャノピーの根本に追加のゴムコーキングがだじだじ盛られて、全体にもはやMr.カラーの何番とも言えないグレーをまとって、エルロンのシリンダーから描いたような油汚れがほどばしる航空機を作れるのか? 無の理ですよ、無理!
こんなの作れるの日本でも14人ぐらいしかいないですよ……


結構アドリブでバランスを見てやっていくわけです

だから実機と相対してこれを完成品に何がなんでもしてやるというよりは、この感じをどう模型に輸入するか、落とし込むか、というのが実機をみたときにすることです。実物そのままを目指すのではなく、実物っぽく見せるために実機を知ることです




いやほんと、プラモデルのことで頭がいっぱいになる前に、ほどほどでゆっくり楽しむのが基地……いや吉です。とくにこの横田基地ではね。次回は模型ネタに戻ります、ではまた来週!
今回のキットはこちら!

けんたろう/模型総合誌、月刊ホビージャパンや月刊モデルグラフィックスで絶賛活躍中。模型の腕前も確かながら「作品を残す作家タイプ」というよりも「模型を作る楽しさを探求し、発信するタイプ」のプロモデラー。