女性フィギュアは「ジルプラ」から始めてみない?

▲スケールは戦車などミリタリーに対応する1/35、カーモデルの1/24。
マシーネンクリーガーや、タミヤのカーモデルに対応する1/20がラインナップ

近頃、おくらばせながら女性フィギュアに興味を持ってきたワタクシ。ものすごい勢いで勉強しているわけですよ。今までどんな製品があるのかな?なんて考えたこともなく、最もチェックしてこなかったジャンル(気がついたらジャンルになってた)なだけに、中学3年生の3学期から高校入試の猛勉強を始めたって感じ?わかりにくい。とにかくですね、色々見たら、あるじゃないですか。ワタクシのようなものでも「ここから始めてみようかな?」なんて思えるちょうど良い女性フィギュアが。それが今回ご紹介する「ジルプラ」というメーカーの彼女達なのです



▲面白いのはスケールごとに同じポーズのものがあること。デジタル原型ならではということでしょうね。「このポーズがいいけど、作りたいスケールにその設定が無い」なんてことはないわけです

何がちょうどいいって、服のシワやら肌の感じが、ミリタリーフィギュアの塗装テクニックから少し使う色を変えればそれっぽく仕上がりそうなモールドだったことです。正直、すご〜くよくできていたとしても、あまりリアルに振られたものは、リアルフィギュアを塗るテクニックを新たに構築する必要みたいなのを感じるんですよね(私感)。なので、リアルという路線でいながらちょっぴり外してる方が取っ付きやすい(塗りやすい)と感じるんです。でもあまりフィクションでもそれはそれで違うわけで…なんて思っていたら、「何これちょうどいいじゃん!」とワタクシの要望ど真ん中にドスッとこのフィギュアシリーズが突き刺さってきたってわけです

▲左から1/35、1/24、1/20と並べてみました。どれもいい感じのモールドです。顔は実写的超リアルっていうより、若干コミック顔なのかな?
その塩梅がいい感じで独特のかわいさがありますね
▲一番大きい1/20のパーツ分割はこんな感じです。
服のシワとかモールドもいいですね〜
▲こちらは先ほどと同じポーズの1/35です。スケールによってパーツ分割を変えているんですね
▲各スケール4種類のポーズが用意されています
▲ジルプラには、紹介した1/20、1/35、1/24のほか、1/200タイタニック用フィギュアセットなんていうのもあります。タイタニックはトランペッターから発売していましたね。フィギュアはまだパニックになる前みたいですな(当たり前?)
▲船首の二人も再現。
今や豪華客船と言わず、船に乗ったカップルは必ずやるお約束のポーズ

お分かりの通り、フィギュアとしてのポテンシャル(ディテールやモールド)は結構高い。で、何気にかわいいので言うことなしなわけです。先日紹介したマスターボックスのポリスウーマン「アシュリーさん」も塗りたいけど、ちょっとハードル高いかな(箱絵がチラつくため)。まずはここから挑戦してみたいと思っております。さしあたってどのポーズ、というかどのスケールで行ってみようか悩むところですなぁ。ではまた明日!

ブログの続きはコチラから!今から始める「女性フィギュア」の組み方塗り方あれやこれ


▲今日紹介したジルプラはコチラ!

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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