大人のホビーライフを演出するシュナイダーカップの迷機

ワタクシも気がつけばいい歳になりました。そろそろ「大人の模型」を嗜むなんてことをしてもいいのかなと。そのアイテムに興味があるというより、それを作ってる自分に酔いたい、そんなお年頃になってきてるわけですよ。そんなこと言ってるヤツが本当の意味での「大人」なのかはわかりませんが、たまにはジェントルマンなモデラーを気分だけでも味わいたいというわけ。
今回紹介するのはまさに大人の模型って感じのキット、ミクロミルの1/48「ピアッジョ・ペグナ P.c.7」です。シュナイダーカップのレーサー機(実験段階で終了。レースエントリーはしていない)なんですが、その究極とも言える形状の機体(考えオチ)で、朱色の機体に金の差し色もシブい感じ。見つけた。見つけちゃったよ。こんなの作ってたら、もうジェントルマンモデラーと呼ばれちゃうの間違いないな。もらったも同然だわ〜!(大人とは程遠い気質が憧れを肥大させるんだろうなぁ…)



▲有名な機体なので知ってる方も多いかな? スピードの邪魔になるフロートを極力小さくしてやろうというイタリアの水上機です。コクピットがすごーく後ろにあるけど、素人目にも操縦大丈夫?って感じ。というか試験では離水できなくて終了でした。つまり一度の飛んでない、幻のレーサー機なんです


▲1/48ですが、それほどでかく(長く)ない。手のひらに収まる大きさです。
パーツは気持ち多めですね


▲機体のモールドは、リブが繊細にモールドされていたり


▲排気口が開口されていたりと、なかなか見所が多いです


▲エンジンも再現。カウリングは別パーツになっているので、あえてエンジンを見せるという作り方にも対応します


▲細部パーツは、若干バリが目立つところも。パーツの整形は頑張りどころですね。機体内部にあるハリも再現されています。写真両端の長っぽそいパーツは主翼のエルロンです


▲エッチングパーツも付属します。風防はちいさいのにマスキングシート(写真右下)もついてます。変に過保護ですな(笑)


▲塗装で使用する推奨塗料はGSIクレオスのMr.カラーの番号でも指示されています。日本のモデラーには嬉しいですね

ミクロミルといえば「ヘンテコヘリコプターが得意なメーカー」なんて思ってましたが、いきなりペグナ P.c.7とは。ヘンテコって意味ではらしくはありますけどね。しかもパッケージの右下に「シュナイダーカップシリーズ」と銘打つからには継続してアイテムを出してくれるのかな? 言ってみただけ?今後も楽しみですね。

8月も今回で終わり。9月からこのブログも趣向を変えて、強力なゲストをちょくちょく呼んじゃおうと思います。そのゲストが誰なのか?それは登場するまでのお楽しみ!ということで皆さん良い週末を!また来週〜




今回のキットはこちら!
1/48 ピアッジョ・ペグナ P.c.7
by ミクロミル

斎藤 仁孝

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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