内藤あんもの「作らずにはいられない!」【タミヤ1/72スピットファイアMk.Ⅰ その2】

こんにちは内藤あんもです!ええ、Twitterなど御覧になってる方はご存知かもしれませんがこのタミヤスピットを作ってる最中にハセガワのスピットが一機完成しましたよ…こりゃもう末期症状です。



そんなわけでタミヤ1/72スピットファイアMk.Iの二回目、組立編いきますよ!
飛行機模型の定番としてコクピットを作らないと進まないわけです。逆に言えばコクピットを組み込んでしまえば組立の8割は済んだようなものです(乱暴。まあ、実際は現用機などは外装の工作に手間はかかるわけですけどね…!



▲タミヤスピットのコクピットは1/72としては限界までよく出来ています。Mk.Iは防弾板未装備の状態でのモデライズですが、Mk.Vbだとキッチリ再現されてるあたり差別化がしっかりしてるなあと改めて感心


▲機体側面も見えなくなるとはいえ1/72としては十分なディテールが入ってます




▲コクピットの塗装は今回全部筆塗りです。クレオスのRAF特色364番エアクラフトグレイグリーンを使っています。シルバー部分は8番シルバー。シートは樹脂製をイメージしてブラウン系で、計器盤などは黒。こういう時の黒にはクレオスのMr.フィニッシング サーフェイサー1500ブラックを使っています。隠蔽力も高く、ツヤ具合も好きなので多用してますねー。シートベルトは今回キットのデカールを貼りつけて再現してみました




▲コクピットが終われば胴体の貼り合わせ。レシプロ戦闘機なら接着面が出るのはこの胴体と主翼ぐらいですね!ここがサクっと終わればあとは小物を接着していけば組立は完了であります




▲とはいえ主翼の取り付けには若干の注意点が。スピットファイアの主翼は若干の上反角が付くため、接着時にマスキングテープで矯正して上反角がしっかり出るようにします。接着前に矯正し、流し込み接着剤を流し込むと綺麗かつガッチリ接着出来ます




▲水平尾翼やら小物を接着して組立がほぼ終わった感じなところ。キャノピーはまだ載せてあるだけです。あとプロペラはポリキャップが仕込んであるので差し込んであるだけ。カッチリ固定出来るのは嬉しいところ


▲キャノピーは後から接着するほうが内側曇ったりしなくて安全な感じもしますが塗装での質感が変わってしまうのを避けたいので先に接着してマスキングする派。塗装後の接着もそれなりにリスキーですしね。やり方は人それぞれなのでやりやすい塗装方法でいいと思います


▲同じく主脚もあとから接着するほうが塗装とかの取り回しはラクかと思いますが、接着面積の狭いところ故、ガッチリ固定するために予め接着してしまう時のほうが多かったりします。1/72だからこそ出来る荒業(笑)


▲で、塗装前の段階で接着していない小物類はここらですね。アンテナ支柱、ピトー管、タイヤ、排気管といったところでしょうか。これらは接着しちゃうとさすがに取りまわす時にひっかけたりマスキングの時の邪魔になるので後回しにします。排気管やタイヤなんかは別個にしておいたほうが塗装しやすいという理由もありますが。これらは塗装作業しやすいようにゲートから切り離さずにこの状態でパーティングラインなどを処理し塗装に入ります。塗装後に切り離したゲートのタッチアップを行う予定


さて次回はタミヤスピットファイアMk.I塗装編です。塗装パターンは2種あるのでどっちにしようかワクワクしておりますよ!


今回紹介したキットはこちら!

ないとうあんも / 月刊アーマーモデリング誌での連載を始め、月刊モデルグラフィックス誌といった模型専門誌で作品を発表するなど、絶賛活躍中のプロモデラー。模型誌の誌面ではAFV作例製作で起用されることが多いが、じつは航空機模型やキャラクターものにも造詣が深いオールマイティービルダー。

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